借地の残存期間によって売却価格は変わりますか?
借地権を相続することになりました。借地契約期間が残り僅かですが、売却する際には残存期間って影響しますか?
- A.
旧法が適用される旧借地権、または新法の普通借地権の場合は、正当事由がない限り契約更新が前提となるので、残存期間による売却価格の影響はありません。
現在、国内のほとんどは旧借地権です。旧借地権は半永久的に契約更新できるので、残存期間による売却価格の影響はないでしょう。なお、新法の「定期借地権」の場合、契約期間が事前に設定されているため、残存期間により売却価格に影響があります。