底地は相続すべきでしょうか?
- A.
底地の相続は、先祖から継承した土地(底地)ということもあり、経済的な損得だけでは判断するのは難しいものです。
まずは一度、メリットとデメリットを比較し、判断してみてはいかがでしょうか。とはいえ、底地を所有し続けることは、土地のメンテナンスが不要というメリットはあるものの、経済的な合理性だけで判断すればメリットは少なく、デメリットのほうが多いのが実際です。
底地のデメリットは以下の通りです。
1:地代は安く、地代の値上げも難しい
2:収入が手元にほとんど残らない
3:売却が難しい
4:借地人さんとの人間関係が煩わしい
5:管理が難しい
6:ほとんどの金融機関は底地を担保評価しない以上、底地を相続するか、底地を整理(売却)するか、判断材料としてご参考ください。